「ソフト」と名乗るソフト闇金サンは、実際には闇金業者です。
ホームページには詳細な金利や取引内容が記載されており、真面目な印象を与えるかもしれませんが、実態はただの組織的な闇金業者です。
取引条件には、「14日1〜2割または1ヶ月3〜4割 手数料一律3,000円」と記載されていますが、実際の取引は更に高い金利で行われる可能性があります。
このような貸付けは違法であり、利息はもちろん、受け取った元本の返還義務も法律上一切ないものとなります。
従って、本業者からの執拗な督促に対しても、一切支払い義務はありません。
確かに、優良な条件でお金を貸し付けてくれる業者が存在する可能性はあります。
しかしその理由は、借りようとしている人がどこからも誰からもお金を借りることができないからです。
結果として、お金を貸してくれる業者があれば、条件に関係なく優良だと思い込んでしまうことがあるかもしれません。
しかしながら、1週間や2週間サイクルで2割3割の利息を要求する業者が優良と言えるでしょうか。
考え直してみると、そんな業者にお金を借りるよりも、返済をしなくても良い状況を作る方が得策かもしれません。
・運営者
不明
・住所
不明
・URL
https://info-39.com/
ホームページを構築し、集客を行っていて、一部のページに金利が記載されています。
しかしながら、実際の取引は年利2000%以上の過剰な金利がかかる場合が多いことわかります。
初回の融資条件は以下の通りです。
14日1〜2割 手数料一律3,000円
この条件に騙されて借り入れをすると、実際には過剰な金利がかかり、返済が困難になる可能性が高くなります。
問題は、闇金業者がわざと初回の条件を魅力的に見せかけ、借り入れを誘導し、過剰な金利で多額の返済を強要することにあります。
ソフト闇金サンは初回上限融資額が30万円と表示されていますが、初回から満額融資される可能性は非常に低いです。
高額融資OKと謳っている闇金業者であっても、「あなたの信用情報ではこの条件での融資はできない。
実績を積んだら融資する」と言われ、結局数万円の融資額で短期間の取引になることが多いのが実態です。
ソフト闇金というのは、厳しい取り立てをせず、一見友好的で一般のサラリーマンのような振る舞いをする闇金業者のことを言います。
審査なしで小額の融資を行いますが、その金利は極めて高く、法定の上限を超えることが多いです。
特に、ソフト闇金は、物理的なオフィスや店舗を持たないで、主にSNSで活動します。
「お金が必要な方、個人融資いたします。#即日融資 #お金貸します」といったメッセージと共に、連絡先をSNS上で公開し、個人間の取引を装います。
大半はTwitterやInstagramのDM、またはLINEを通じて、融資の手続きを行います。
特に、若者や専業主婦、女性など、SNS利用者をターゲットにする業者が多いです。
ソフト闇金の危険性は、業者が個人として行動することで、リスクが高まることにあります。さらに、身体的や性的な要求に結びつく被害も増加しています。(ひととき融資)
ソフト闇金については下記のページで詳しく解説しております。
闇金の借り入れは違法行為であり、返済義務は一切ありません。
その理由は、闇金から取り付けられた契約は「不法原因給付」にあたるからです。
不法原因給付とは、利息制限法に違反する高い利率で契約を取り付けることで、契約自体が違法になることを指します。
つまり、闇金からの借金は、違法な契約に基づく貸し付けであり、返済義務は発生しません。
また、この考え方は、2008年に出た東京最高裁判決により広く認められるようになりました。
ただし、この不法原因給付の考え方に則って、利息だけでなく元本も返済しなくていいというのは、違法な利息を課している闇金との契約に限定されます。
法定金利内での借り入れなら、有効な契約として返済義務が生じます。
闇金は高額な利息をつけ、返済期限を過ぎると過剰な威圧や暴力行為によって取立てを行います。
闇金からの借り入れにはリスクが伴います。
闇金は違法行為を行っているため、借り手側も法的に訴えられる可能性があります。
また、闇金からの取立てや威圧に対しては、警察や弁護士に相談することが必要です。
当サイトの記事も参考になると思います。
闇金の借金の返済義務はない。SNSの個人間融資・090金融・ソフト闇金 返せない場合は弁護士・司法書士が解決
法外な利息で借金した場合、元本と利息の返済義務は発生しませんが、「借り逃げするつもりで借金してよい」ということにはなりません。
実際に、「返済するつもりがないのにお金を借りる」という行為は詐欺罪に該当するため、借り手側も犯罪に問われる可能性があります。
さらに、民法1条2項は「権利の行使及び義務の履行は、信義に従い誠実に行わなければならない」と定めています。
そのため、「悪意の借り逃げ行為」は、この信義則にも抵触すると考えられます。
したがって、一般的には、「最初から返済するつもりがなかった債務者」は、不法原因給付の法理によっても救済されない可能性が高いといえます。
ヤミ金被害に遭っている場合、警察に相談してもなかなか解決しないことがあります。
そのようなときには、弁護士に相談しましょう。
闇金被害に遭った場合、弁護士に相談することで即座に闇金との接触を止めることができます。
弁護士は「貸貸金業法21条」に基づき、闇金からの直接督促を禁止させることができます。
債務者は闇金からの返済を続ける必要はありません。
また、弁護士は闇金問題に詳しい専門家であるため、交渉することで闇金からの督促を止めることができます。
これにより、闇金は摘発されることを恐れて債務者に接触してこなくなります。
ただし、弁護士が代理人としているにも関わらず、闇金から債務者に直接連絡が来る場合もあります。
この場合は、弁護士が再度闇金に連絡し、直接連絡をしないように注意を促します。
ヤミ金被害に遭っていると、精神的に追い込まれて、仕事や家族を失うことがあります。そのような事態を避けるためにも、早めに弁護士や警察に相談することが重要です。
代表司法書士 奥野正智
大阪司法書士会第2667号
簡裁認定番号第312416号
ウイズユー司法書士事務所は、奥野正智司法書士がリードする、大阪に拠点を置く専門事務所です。
特に闇金問題に関する5万件以上の豊富な解決実績を誇ります。
闇金業者に対して即日介入し、迅速な対応で元金の返済が不要となるよう交渉することを得意としています。
多くの場合、取り立てや嫌がらせは最短で当日、遅くとも数日以内には終息します。
奥野司法書士は、特に執拗な闇金業者に対しても、被害者の完全な解放まで徹底的にサポートを提供します。
また、人柄もよく、相談者の立場になって親身になって対応してくれます。
家族や友人にも闇金や消費者金融から借りていると絶対に知られないように徹底的にプライバシーを守ってくれます。
費用も分割・後払いも可能ですので安心して無料相談してください。
法律ができればその抜け道をさぐり知識にうとい素人を巧妙に餌食とする悪知恵がはびこるのが常です。
多くの人は法律が守ってくれることを知らず、不当な取り立てに悩まされてしまいます。
貴真面目な人ほど悪質業者の手口の犠牲になりやすいです。
当たり前の権利を知っていただき是非解決してください。
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関西大学ファイナンスコースを専攻し卒業。金融を学び、FP2級の資格を持ち、WEBサイトを運営している40代。
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