自己破産の手続きを自分でするのと弁護士がするのとでは違う?メリット・デメリットについて

最終更新日 2019年11月13日
こんにちは。債務整理経験者のヤミキン戦士と申します。このページは現役弁護士の協力の元、精査して記事作成しております。

自己破産の手続きを自分でするのと弁護士がするのとでは違う?メリット・デメリット・費用について

 

 

このページでは自己破産を自分でするときと弁護士に依頼したときの違いを簡単に解説しています。


 

自分で自己破産手続きをすると
・費用かからない

 

弁護士に依頼すると
・取立てがとまる
・取引履歴を開示させやすい
・交渉で強気にでられる
・法的手続きをとられても迅速に対応できる

 

などの利点があります。

 

どのような長所・短所があるのか具体的に説明します。

 

自己破産を自分でするメリット・デメリット

自己破産を自分でする最大のメリットは

 

費用がかからない。

 

この1点に尽きます。

 

一方デメリットは書類の不備があれば書きなおしたり弁護士と違いしっかりと書類は確認されるので、自分で自己破産をするときはどうしても時間がかかります。

 

それよりも自分で自己破産続きをする最大のデメリットは、

 

【債権者との交渉が難しい】

 

自分で自己破産続きをするときは交渉が大変です。

 

これは実際に良くあるケースなのですが、自己破産の申請をすると債権者側から「それやったら残金を一括返済してくれ」と訴えられたりすることがあります。

 

これも自分で対応しなければなりません。

 

また過払い金が発生しているのにかかわらず、貸している側がそれを言わないことがあります。

 

債権者は、借りているものはそれはわからないだろうと思い、借金をゼロで和解させるんですね。

 

借りていた側が本当は何十万も返ってくるのですが、損をしてしまいます。

 

こういった損得を考えると、弁護士に依頼するほうが無難だといえます。

 

費用はかかりますが、過払い金を取れる可能性もあり、また交渉をするプロですから、管財事件でも同時廃止事件にするテクニックなど持っていますし、今後の人生において確実に最良の道を歩んでくれるようにしてくれます。

 

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弁護士に自己破産を依頼するメリット・デメリット

弁護士が代理人となって破産手続きをするメリットは

 

取立てを強制的にとめる
即日面接
少額管財事件

 

と大きく3つあります。

 

取立てを強制的にとめる

弁護士が債権者に債務整理しますという受任通知送った時点で取立てはこなくなります。

 

法律で決められているからです。

 

それでも脅迫的な取立てを行おうものなら訴えて損害賠償請求できるケースもあります。

 

即日面接

弁護士に依頼すると申し立てた日の17時には破産開始の手続きがされるというものです。

 

なぜそのようなことが可能かといますと

 

弁護士が作成した書類は信頼できるとみなされるからです。

 

また裁判も自分で行かなくてもよく、弁護士が代理人となって出廷してくれますので、本人の負担も少なくなります。

 

さらに免責許可がおりる期間もグッと短くなります。

 

通常自分で自己破産した場合、早くても3ヶ月遅くて1年以上かかることもザラにありますが

 

この即日面接の制度では最短1ヶ月程度で免責の決定がされます。

 

弁護士費用はかかりますが自分で自己破産手続きをするよりも早く自己破産の手続きが終わるということです。

 

少額管財事件

ご自身に20万円以上の財産がある場合、管財事件といって自分で自己破産しようが弁護士に頼もうが50万円の費用がプラスされます。

 

この費用を弁護士に依頼すると20万円で済ませることができるのが少額管財事件です。

 

これは弁護士が代理人になったときのみ利用できる制度です。

 

そして弁護士に依頼するデメリットはただでさえお金がないのにお金がかかるということです。

 

弁護士費用も安くなった

最近では、無料で相談できるところも多くあり、昔に比べてかなり相談しやすくなっていると思います。

 

 

費用は、自分で自己破産手続きをするよりかかってしまいますが、債権者を側から逆に訴えられたり、過払い金の請求をできたり、自分ではなかなかできないことをやってくれるというメリットはあります。

 

後払いに対応している弁護士さんもおられますので、借金整理が終わってから働いて返すことができますのでその点は安心して言いと思います。

 

高いと思われる方もおられると思いますが何百万もあった借金が数十万で解決するのですから、金銭面と精神面を考えても安いと思います。

 

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自分で自己破産の申し立てをするときにかかる費用

 

自己破産を申請する時にかかる費用については以下の様なものがあります。


自己破産の申し立てを自分でするときにかかる費用

収入印紙代

 

東京地方裁判所

収入印紙代

1500円
(個人自己破産申し立て1000円
免責許可申し立て 500円)

 

1500円(免責手数料は含む)
収入印紙を申立書にはります。

予納金

 

同時廃止事件

少額官財事件

予納金

即日免責事件 10290円
それ以外   500円

20万円+16090円

 

 

破産管財人選任事件

予納金

負債総額

法人

個人

5000万円未満

70万円

50万円

5000万円~1億円未満

100万円

80万円

1億円~5億円未満

200万円

150万円

5億円~10億円未満

300万円

250万円

10億円~50億円未満

400万円

400万円

50億円~100億円

500万円

500万円

100億円~250億円未満

700万円

700万円

250億円~500億円未満

800万円

800万円

500億円~1000億未満

1000万円

1000万円

1000億円以上

1000万円以上

1000万円以上

 

予納金は管財人が選ばれる管財事件と管財人が選ばれない同時廃止事件とでは金額が異なります。

 

「管財事件」とは財産がある方が対象で破産管財人と呼ばれる「財産を管理して処分する」人がクレジットカードや車、土地などの財産を換金して借金の返済にあてます。

 

一方「同時廃止事件」とは、めぼしい財産がない方が対象で、この場合は管財人は選ばれずに破産手続きが進められます。

 

東京地方裁判所のケースだと、
同時廃止事件の場合にかかる予納金は1~2万円
管財事件の場合は負債額によって異なり、50万~80万
となっています。
(地方は裁判所によってことなります)

予納郵券代

 

同時廃止事件・少額官財事件

破産管財人選任事件

予納郵券代

200円×8枚
80円×29枚
10円×8枚



合計 4000円

420円×10枚
350円×10枚
200円×10枚
80円×50枚
10円×40枚

合計 14100円

 

予納郵券代とは、相手側に訴状などを送るときに
必要な郵便代や切手代のことです。

 

費用は4000円~1万円です。

 

自分で自己破産を申し立てするときにかかる費用についてまとめます

 

20万以上の現金や財産がない時に適用される「同時廃止事件」だと2~3万円

 

20万以上の現金や財産がない時に適用される「管財事件」だと50万円~80万円かかります。

 

「同時廃止事件」の費用だけ見ると自分でやったほうが安く済みますが、ご自身で自己破産申請する場合は書類に不備があると再提出したりすることあるので

 

免責がおりるまでとにかく時間かかります。

 

またギャンブルや浪費は基本的に免責がおりないので交渉がうまくいかなっかたりすることもあるので最低限の知識は情報武装して戦いましょう。

 

弁護士に依頼する場合はこの費用(収入印紙代、予納金、予納郵券代)プラス着手金と報酬金がかかりますが、少額管財手続きを利用できれば20万円で済ませることも可能です。

 

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自分でやろうが弁護士に依頼しようが自己破産はこわくない

自己破産が終わればもう借金がなくなったという安堵感でいっぱいなります。

 

クレジットカードや車や住宅などのローンは7年間ほど組めなくなり、弁護士や税理士などある一定の職にはつくことができませんが、企業で普通に働く事ができます。

 

また自己破産すれば「官報」というものに一定期間だけ記載されますので、ヤミ金から営業の電話やメールがたくさんきますが、無視すれば大丈夫です。

 

この自己破産が終わってからの数年間は、借金のリハビリ期間です。

 

今までのご自身のお金の使い方を見直して身の丈のあった生活をするための生まれ変わる期間です。

 

借金期間中は取り立てや不安な気持ちでとても大変な時期だったと思いますが、これからはどうか明るい未来に向けて再スタートしていただきたいと思います。

 

参考になれば幸いです。

 

自己破産手続きを自分ひとりでやるときの超具体的な流れ

 

借金相談するならアヴァンス法務事務所

代表司法書士 姜 正幸

アヴァンス法務事務所は評判どおりとくに債務整理を得意としており、他事務所と比較して借金整理までの期間が早く、費用が安いという特徴があります。

 

アヴァンス法務事務所の姜 正幸先生は現在の借金を減らしてくれるだけでなく、なぜそのようになってしまったのかも相談にのってくれて、根本的な原因を解決してくれようとしてくれるとても人情のある先生です。

 

どんな些細なことでも無料で借金相談ができる事務所です。

 

どのくらい借金減額できるか聞くだけでもOK。

 

家族に知られないようにきちんと対策してくれます。

 

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