給与ファクタリングは違法な闇金か?専門の弁護士・司法書士が対応・解決 ヤミ金のように違法な高金利

給与ファクタリングは闇金か?専門の弁護士・司法書士が対応・解決 ヤミ金のように違法な高金利

 

最近、「給与ファクタリング」という給料を債権にとってお金を貸すという手口で、個人の被害者が急増しています。

 

手数料が法定金利の数十倍以上になることもあり、闇金と何ら変わらないと指摘されています。

 

給与ファクタリングとは、勤め先からの給与を事実上の担保にして資金調達することを指します。

 

ざっくりいうと、給料の前借りサービスのようなものです。

 

給料を前借りしたいという人が、ファクタリング会社に給与明細や免許証を提示し、お金を借りる仕組みです。

 

*産経新聞より

 

例えば給料のうち8万円分を担保にして、ファクタリング会社から5万円を融資してもらう。

 

返済するのは8万円。

 

8万円ー5万円=3万円が手数料となる。

 

年利にするととんでもない超高金利です。

 

本来、ファクタリングとは、企業が保有している売掛債権をファクタリング会社に売却することで、債権の支払期日より前に資金調達できる仕組みです。

 

ファクタリングを利用する場合、手数料がかかるため、企業が手にする現金は売掛債権から手数料を差し引いた残りとなります。

 

法律的には、ファクタリングは債権の売買(債権譲渡)契約です。

 

一方、給与ファクタリングは、ファクタリングの構図を個人に当てはめたものと考えると分かりやすいでしょう。

 

個人の給与(賃金債権)を、給料日より前に手数料を差し引いて買い取り、給料日のあとで決済する仕組みです。

 

なお、資金決済は、債務者が勤務先から受け取った給与を業者に返済する形で行います。

 

給与ファクタリングは、給与の前借り感覚で手を出す人が多い傾向です。

 

しかし、手数料の名目で法外な金額を要求されたり厳しい取り立てを受けたりする悪質な業者がいるため、安易に給与ファクタリングを利用することはおすすめできません。

 

このページでは、給料ファクタリングの手口や対策について解説しますので最後まで読んでいただければと思います。

 

 

給与ファクタリングの手口について

給与ファクタリングは、インターネット広告やSNSなどで

 

「借金ではありません」「最短5分で融資可能」「審査不要」「ブラックリストOK」

 

など、すぐにお金が借りられるようなうたい文句で勧誘するのが主な手口です。

 

申し込みは、電話やインターネット、SNSのやり取りで簡単に行うことができ、現金が振り込まれます。

 

しかし、例えば「口座に振り込まれたのは7万円なのに12万円の返済を迫られる」など、年利に換算すると数百パーセントになる高額な手数料を要求されることが少なくありません。

 

そのうえ、家族や勤務先にまでしつこく取り立ての連絡をされるリスクもあります。

 

給与ファクタリングを行う業者の多くは、「給与ファクタリングは債権の買い取りなので、借金ではない」と説明する傾向ですが、実態は貸金業です。

 

金融庁のホームページでも、給与ファクタリングを業務として行うのは「貸金業」に該当することが明記されています。

 

*政府広報オンラインより

 

貸金業を営む場合は、「財務局長または都道府県知事」の登録を受けることが必要です。

 

しかし、給与ファクタリングを行っているのは無登録の業者(ヤミ金融業者)がほとんどといえるでしょう。

 

いったん給与ファクタリングに手を出してしまうと、高額な手数料を要求されるため、ヤミ金融業者への借金を重ねるはめになり、生活が破たんしてしまう可能性があります。

 

また、給与ファクタリング業者に住所や電話番号、口座番号、勤務先などを知られてしまうと、業者間で情報が共有されたり、売買されたりしてしまい、異なる貸金業者のターゲットになる可能性も否めません。

 

サラリーマンが狙われる

闇金が行う給与ファクタリングの手順は、まずサラリーマンが受け取る予定の給与額をもとに、闇金からお金を受け取ります。

 

その後、本人が会社から給与を受け取ったら、受け取った額に手数料を加えた金額を闇金に返済します。

 

この流れ自体は違法ではありませんが、問題は闇金たちが貸金業の登録を得ずに行っている点です。

 

闇金は、法律に詳しくない人を狙い、お金に困っているサラリーマンに対して

 

「借金ではないから大丈夫」「すぐにお金が入金されるから安心ですよ」といった甘言で近づき、

 

給与を担保に法外な利率でお金を貸し付けます。

 

また、お金の貸付であることを隠さず、「信用情報がブラックでも借りられる」といった言葉で、お金に困る人を騙す場合もあります。

 

SNS上では、給与ファクタリングを宣伝する投稿に

 

「#借金ではありません」「(信用情報が)#ブラックOK」「#給料日前でお金に困っている方ご相談ください」「#職場や家族にバレずに資金調達」「#即日融資」「#個人間融資」といったハッシュタグや文言がよく使われます。

 

しかし、これらは闇金による違法な貸し付けの可能性があり、被害に遭う危険が高いため、検索することは避けるべきです。

 

コロナ禍以降、お金に困る人が増えたことで、闇金の活動も活発化しています。

 

政府広報、金融庁、警視庁などが被害の防止に尽力していますが、被害者は後を絶たない状況です。このような犯罪に巻き込まれないためにも、注意が必要です。

 

【個人間融資にも注意】LINEやツイッタ-などのSNSからの勧誘は注意

*日経新聞より

 

いま資金繰りや借金の返済で困っている人が多く、そこを狙いすましたかのようにLINEやツイッター、掲示板などで勧誘する「個人間融資」が広まっています。

 

例えばこんな書き込みで勧誘しています。

 

他社ブラックでも融資OK。

 

融資ではない給料ファクタリング…今すぐ相談してみませんか? 

 

急な出費で必要な時に、給料が前借りできます。

 

失業中の方や消費者金融で借り入れをしている人が、わらをもすがる思いでメッセージを送ってしまいます。

 

メッセージを送るとすぐに「審査させていただきます」という返事が来て、住所や勤務先などの個人情報をLINEやツイッターで送付してくださいと言われます。

 

審査に通れば銀行口座にお金が振り込まれます。

 

気軽に借りてしまうと法外な金利を要求されるので、返済できなくなりどうしようもなくなります。

 

また、担保代わりに差し出した「免許証の画像」「顔や体の写真」がネットでさらされるリスクがあります。

 

要するに個人情報が悪用されるのです。

 

 

返済できないと取り立ては本人以外の家族や勤務先に行く

給与ファクタリングを利用して、もし返済できなくなると、まず本人に連絡がいき、それから勤務先や家族に督促が行われます。

 

「いまから会社に取り立てにいくぞ」

 

などと脅してきます。

 

 

勤務先に借金をしていることを知られたくない人がほとんどのため、まわりに借金をしてまで返済を続けてしまいます。

 

手軽で借りれるので借りてしまう気持ちは痛いほどわかりますが、手を出さないようにしましょう。

 

もし、被害にあわれていたらファクタリング会社ではなく、専門の司法書士に相談してください。

 

すぐに取り立てを止めてくれ、解決してくれます。

 

相談は無料ですので安心してください。

給与ファクタリングに対応してくれる「ウイズユー司法書士事務所」

代表司法書士 奥野正智

大阪司法書士会第2667号

簡裁認定番号第312416号

 

他の事務所で断られても関係なし。闇金と対決しても100%勝ちます。

 

全国どこでも対応。相談無料。

 

土日も対応してくれます。

 

 

著者,監修者

法律ができればその抜け道をさぐり知識にうとい素人を巧妙に餌食とする悪知恵がはびこるのが常です。

多くの人は法律が守ってくれることを知らず、不当な取り立てに悩まされてしまいます。

貴真面目な人ほど悪質業者の手口の犠牲になりやすいです。

当たり前の権利を知っていただき是非解決してください。

 

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関西大学ファイナンスコースを専攻し卒業。金融を学び、FP2級の資格を持ち、WEBサイトを運営している40代。

 

■参考サイト

経済産業省

日本弁護士連合会

大阪司法書士会

日本司法書士連合会

ヤミ金融対策法の解釈について

 

当サイトに掲載されている弁護士は、日本弁護士連合会、司法書士は、日本司法書士会連合会に登録されています。